
MM6 | ポリマー・マットワニス
MM6ポリマー・マット・ワニスは、最終の仕上げ用のワニスで、完全に乾いたアクリル絵の具の作品をマットで光沢度の低い仕上げが必要なときに使います。そして、
MM15マット・ワニス (テレピン油系)の使用が適さない場合にも使えます。
大きな作品をパブリックギャラリーに飾る際、ダメージ等から守るための保護のコーティングが必要な場合、または、コマーシャル・ペインティングで照明を使って写真複製の反射を減らすため、もしくは不均等な光沢のハイライトをなくすためなどに役に立ちます。MM6ポリマー・マット・ワニスは、乾燥前は乳白色ですが、完全に乾燥しますと黄変しない透明な仕上がりになります。
使用方法:
この商品にはマット・エージェント(光沢を抑える作用物質)が底にたまりますので、使用前にはゆっくりと撹拌してからお使いください。容器を振って撹拌しますと泡ができる原因になり、仕上がりに影響がありますので容器を振らないようにしてください。冷凍もしないでください。
20%の水を混ぜることで、MM6ポリマー・マット・ワニスの流動性を上げることができ、やわらかなブラシを使って筆跡が残るのを最小限にしましょう。このワニスを塗布する際、薄く白色に見えますが、完全に乾燥した段階で透明になります。素早く塗布することは重要で、同じ表面を繰り返しブラシでなぞることは、避けてください。乾燥が始まり、白い跡を乾燥し始めたワニスによってつけてしまいかねません。一貫性のあるマットな仕上がりにするには、最低2層のワニスをかけることをお勧めします。MM6ポリマー・マット・ワニスは、油彩の上には使えません。
乾燥時間は、大体1−2時間(気候に左右されます)ですが、2層目の塗布には24時間おいてください。乾燥の時間を早めようと、ドライヤーやヒーターなどは使わないでください。亀裂の原因になります。さらに、ポリマー・ワニスを暑い日や湿気の多い日に厚塗りしてしまいますと、中まで乾燥が進まず、乳白色が残る可能性があり、この状態になりますと補修は難しくなります。
MM6ポリマー・マット・ワニスは、マティス・絵の具と混ぜることが出来ますが、 MM5マット・メディウム のようにマットにはなりません。なぜなら、マット・メディウムには、マットな仕上がりになる物質の含有量がポリマー・マット・ワニスよりも多く含まれているからです。
MM7ポリマー・グロス・ワニス は、互いに混ぜ合わせてちょうど良い光沢を作ることができます。または MM28ポリマー・サテン・ワニスをお使いください。.
安全データシート (SDS)
MM6 ポリマー・マットワニスの安全データシート(SDS)をダウンロードする。 ここをクリック (283kb
MM6 | ポリマー・マットワニス
サンプル
下記のサイズでご利用いただけます
250ml と 1リットル
ワニス
ワニスとは、作品の上に塗る透明のコーティングの事です。これには二通りの機能があります。-作品の光沢の度合いを均一にする。これをする事で、顔料の持つ鮮やかさや、美しさを最大限に引き出す事が出来ます。さらに、損傷や、空気中の汚れ、すす、薬品等から保護します。
(さらに詳しいワニスについてのテクニックや使用方法は、 「ワニスを塗る」 ページをご覧ください。)
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MM28 - ポリマー・サテンワニス
MM29 - ファイナルワニス・サテン・フィニッシュ
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MM32 - ライトモデリング・ペースト
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MM36 - ハイトゥース・ジェッソ(エンコスティック)
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MM39 - Watercolour Ground | Absorbent Primer
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