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ナフトール・クリムゾン

      • 化学物質の概要: Naphthol carbamide

      • 顔料番号: PR170

      • 耐光性評価: ASTM II

      • 顔料の不透明度: 透明

      • 絵の具の不透明度: 半透明

      • シリーズ3

      ナフトール顔料の歴史は長く、初めて開発されたのは1880年代でした。パラ・レッドという名前で初期の成功を収めましたが、20世紀には、ナフトールの分類には入っていますが、より勝った顔料で保存力がはるかに高い、PR170等に取って代わられました。これらの属名はフェノールから来ており、アゾ顔料と説明されていますが、根源的にはナフタリンから派生しています。キナクリドンが紹介される前は、ナフトールが、この色の範囲の中では一番耐光性の強い赤でした。そのため、自動車のコーティングに何十年も使われてきました。印刷業界でもこの色の人気は保ち続け、高品質の印刷の際に使われました。 

      インクは保存力が非常に優れていると考えられていましたが、自動車産業では、妥当な耐光性であるという評判でした。つまり数年は色を保ち続けますが、自動車の一生のうちには色あせしてしまうと言う事です。アーティストにとっての耐光性は、強い濃度の場合は優れていますが、薄く塗られたものは色あせするかもしれないと言う事です。しかしながら、この色はその人気を保ち続ける理由があるのです。まず、価格の利点が、その他のよく似た色の他の顔料から作られたものより良い事です。すべての作品が1000年も保存する事を目的としておらず、高価な顔料を使う事はいつも正しい事ではないという事です。二つ目に、この色はとても美しいクリムゾン色で、色は力強く、カバー力もキナクリドン・レッドより高いという事です。特に赤色などの高価な色を使うと、混色の際、少量を混ぜがちですが、ナフトール・クリムゾンはその強さが長く保存されることでしょう。 

      ナフトール・クリムゾンは、たくさんの方法の中でも、その強さと純粋な赤という事からグラフィック・アートにも使われています。ウルトラマリン・ブルーと混ぜる事で素晴らしいバイオレットを作り出し、ブルーの種類を変えることで、例えばコバルト・ブルーで混色を作ると、控えめなバイオレットや藤色を作り出し、セルリアン・ブルーと混ぜると、もっと優しく中間的な色になります。白を混ぜると寒色のピンクに、バーント・アンバーは暖かいバーガンディー色になります。本当に色々多彩なアーティストにとって大切な色です。


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