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ミネラル・ブルー

    • 化学物質の概要: 酸化チタン、アルミノスルホケイ酸ナトリウム、銅フタロシアニンの混合

    • 顔料番号: PB29 PW6 PB15.3

    • 耐光性評価: ASTM I

    • 顔料の不透明度: 不透明

    • 絵の具の不透明度: 不透明

    • シリーズ2

    マティスのミネラル・ブルーは、岩や鉱物などに見られる柔らかいグレー・ブルーの色です。他のブルーに比べて明るさを抑えた色ですが、この巧妙な色は色々な場面で活躍できます。暗めの従兄弟、ペインズ・グレーやミッドナイト・ブルーのように、寒色系のブルー・グレー、または混色を目的とした柔らかで抑えたブルーとして使います。ルネッサンス時代のウルトラマリン・アッシュの色の使い方に似ています。その昔、ウルトラマリン・ブルーは、ラピスラズリの宝石を砕いて、科学的に灰汁を使ってブルーの色を取り出して作られていました。この工程は部分的に成功し、ラピスラズリにブルーが残ってしまうため、後2回この工程が繰り返されていました。初めの2回の工程でできたブルーを、ウルトラマリン・ブルーとして販売し、これらは、第一と第二として販売されました。第二は一回目のものよりブルーの強さが弱かったので安く売られました。3度目の工程でできたブルーは、ブルーの強さも弱く、グレーの母石と混ぜて売られました。これは強いブルーとして売られていたのではなく、ウルトラマリン・アッシュとして売られました。前の二つに比べてこの第三の顔料はとても安価で売られました。昔の巨匠は、この色を嵐の空や霧の風景に見つけ、アース・カラーとの混色でできるソフトなグレーは岩などに見られる色で、白い布の影などにも見られたため、とても使いやすい色だと発見しました。 

    これらのグレーや中間色は、自然界の中にとてもよく見られる色で、その色を出せる顔料はわずかしかありません。そのため、18世紀にペインズ・グレーなどが重要視され、ムードのある風景、特に雲や雨などを表見するのに使われました。ミネラル・ブルーはこの伝統を受け継いでいます。ペインズ・グレーよりも青みが高く明るい色は、南の海に見られるグレー・ブルーを思い出させます。イエロー・オキサイドと混ぜることで、ユーカリの葉などに見られるグリーン系のグレーを作ります。ミネラル・ブルーは、ムードのあるブルーで空気感を出すのに最適です。

      

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