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ミッドナイト・ブルー

    • 化学物質の概要: 酸化鉄ブラック、アルミノスルホケイ酸ナトリウム、銅フタロシアニンの混合

    • 顔料番号: PB29 PB15.3 PBk11

    • 耐光性評価: ASTM I

    • 顔料の不透明度: 半透明

    • 絵の具の不透明度: 不透明

    • シリーズ2

    ミッドナイト・ブルーは、暗いブルー・ブラックでペインズ・グレーに似ています。ただし、ペインズ・グレーは、ウルトラマリン・ブルーとマーズ・ブラックで作られており、ミッドナイト・ブルーはフタロ・ブルーで混ぜられています。両者とも同じくらいの耐光性と使い勝手の良さがあるのですが、個性や色のムードは、それぞれ混色でその特徴の違いを出します。ペインズ・グレーは特徴のあるブルー・バイオレットの色味を帯びた色で、色相環のスペクトルの寒色で力を発揮します。特にブルー・グレーやバイロレット、藤色など。ミッドナイト・ブルーは、もう少し柔軟です。この色は、特徴のあるグリーン系のブルーの色味を持っており、それは深く強いグリーンにとても良く働き、さらに矛盾するのですが、レッドやバイオレットの色範囲との働きでも輝きを出します。

    ミッドナイト・ブルーは、その名の通り、インクのような夜空の特徴を出します。これはとても深いインディゴのような色で、空の色や夜の水の色がそのホームグラウンドです。もしこの色をゴッホが生きていた時代に手に入れることができたなら、彼はこの色を愛し、彼の夜の絵の中に取り入れたことでしょう。この色は、ペインズ・グレーよりも色味を持っており、そして光をたくさん吸収するので夜空のように深い暗闇を表します。ミッドナイト・ブルーに含まれるフタロシアニン・ブルーは、透明顔料なので純粋な黒の顔料に比べて光の吸収を効率的に行います。純粋な黒でないにもかかわらず、その見た目は深い暗さを表します。

    そして興味深い黒を、ミッドナイト・ブルーとトランスパレント・レッド・オキサイドで作ることができます。トランスパレント・レッド・オキサイドの光の吸収の効果が、美しい透明感を出し、色を美しく暗くし、レッドが温かみを与え、木炭を思い出させます。 

    ミッドナイト・ブルーにマジェンタ・クゥイン・バイオレットを混ぜてみてください。結果は、この上ないほど深く暗いバイオレットで、美しいマジェンタのアンダートーンを持った色を作ります。この美しいバイオレットは、ディオキサジン・パープルよりも耐光性に強く、同じような色味をつける強さを持っています。そしてその個性はパレットで混色を行うという行為から予測ができない微妙さを踏まえています。 

    ミッドナイト・ブルーにビスマス・イエローやカドミウム・イエロー・ライトなどの明るいイエローを加えると、濃いグリーンのガラスの瓶のような色を作る事が出来ます。そしてアースカラーのような効果を得るにはイエロー・オキサイドやトランスパレント・イエロー・オキサイドと混ぜることで、透明、または不透明な群葉を描くのに役立ちます。 

    この色の強みはグレーにも出ます。ミッドナイト・ブルーにアッシュ・ピンクを混ぜるととても柔らかなグレーを作り出し、グリーン寄りからピンク寄りまで幅をもたせた柔らかさを表します。また、パーマネント・ライト・バイオレットと混ぜて作ったグレーは、ブルーから藤色にかけたグレーを作り出します。アクア・グリーン・ライトは、また違ったグリーン系のグレーを作り、そこにオーストラリアン・ゴースト・ガムを混ぜてグリーンを柔らかくし、木や葉などに見られるグレーを作り出します。チタン・ホワイトを代わりに使うと、夏の空の雲などに見られるブルー系のグレーになります。このように幅の広いグレーやブラック、グリーン、バイオレットは、ミッドナイト・ブルーをとても多才な場面で使えることを意味します。その中には、冬や夏の夜の南の海や、夜の水面、日中のオーストラリアの低木など、使える幅は広がります。ペインズ・グレーのようにこの色はアーティストにとって重要な色のチョイスとなることでしょう。 

    下記の商品とサイズでご利用いただけます。

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