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オーストラリアン・イエローグリーン

    • 化学物質の概要:アリライドイエロー、塩素化と臭素化のフタロシアニン&ジアリライドイエローの混合

    • 顔料番号: PY74 PY83 PG7

    • 耐光性評価: ASTM I

    • 顔料の不透明度:半透明

    • 絵の具の不透明度:半透明

    • シリーズ3

    イエロー・グリーンは、古典派の巨匠時代には解釈しがたい名前が付いていました。それは、グリーン・ピンクやピンク・バイスというものでした。「ピンク」は、黄色の色を作っていた原料のクロウメモドキ科のベリー類が、スティルドグラン、またはピンク・イエローと呼ばれていたことから引用されています。なぜこのように呼ばれていたのかはわかっていません。色の名前「ピンク」は、ヨーロッパの野草のピンクという名前に由来されています。この花は、明るいピンクか白色をしており、現在の色名の理解と一致しています。どうしてイエローがピンクと呼ばれたのかは、かなり奇妙なことですが、クロウメモドキが赤色を作るのにも使われていた可能性があり、のちに黄色にも使われ、同じ原料から作られた黄色ということで、この名前が付け加えられた可能性があります。 

    さらに、クロウメモドキは、緑を作る際にも使われた可能性があり、それはサップ・グリーンと呼ばれました。サップ・グリーンとイエローの間の

    イエロー・グリーンを作るのに、黄色にブルー・バイスが混ぜられた結果、18世紀にピンク・バイスという名前が使われました。バイスという名前も少々分かりづらいのですが、バイス自体は、暗い青色の総称として使われており、アジェライト(藍銅鉱)に参照することができます。これは、黄色にインディゴを混ぜた、人気があって暗いバージョンのフッカーズ・グリーンが開発された証明でもあります。これらすべてのクロウメモドキから作られた色の色名は、とても変わりやすいと言えます。この原料は、ASTMテスト(米国材料・試験協会の耐光性テスト)が行われていませんが、ASTM IV(耐光性が非常に低い)と予測されます。この初期の顔料や、イエローをピンクと呼ぶ奇妙な呼び方は、とっくに無くなりましたが、この色味の必要性は今まで以上に重要になっています。イエロー・グリーンには、二つのとても重要な仕事があります。まず、他のグリーンを明るくする役割です。グリーンは、赤のように明るくするために白を混ぜると、その色のキャラクターが変わってしまいます。白の代わりに明るめのグリーンを混ぜることで、グリーンの色の深みやキャラクターを変えずに明るくすることができます。次に、オーストラリアン・イエロー・グリーンで、混色の緑を作ることです。

    オーストラリアン・ゴースト・ガムに、オーストラリアン・イエロー・グリーンを混ぜると、黄色のアンダートーンの色ができます。結果イエロー・グリーンより、イエロー・オキサイドの混色に近くなります。寒色よりの明るいグリーンを作るには、オーストラリアン・スカイ・ブルーと混ぜます。とても濃厚な暗めのグリーンを作る場合は、サザンオーシャン・ブルーを混ぜて、オリーブ色を作るには、コバルト・ブルーを、とても明るいパーマネント・グリーンを作るには、コバルト・ティールを混ぜると作ることができます。オーストラリアン・イエロー・グリーンは、中世時代の色の後任に値します。 

    下記の商品とサイズでご利用いただけます。

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