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オーレオリン・イエロー

  • 化学物質の概要: 亜硝酸コバルトカリウム 
  • 顔料番号: PY40
  • 耐光性評価: BWS8
  • 顔料の不透明度: 半透明
  • 絵の具の不透明度: 透明
  • シリーズ7
 マティス・シリーズにオーレオリン・イエローが加わることを知った時、私はとてもワクワクしました。この色は、ぱっと見た目にはそのようには見えませんが、黄色の絵の具の中でも桁外れに美しい色です。1830年にアーティスト・カラーとして発売をしてみよう、と思った人が出てくるまで、 20年以上も前から実験室の戸棚にしまい込まれていた理由がわかるような気がします。水彩画家たちは、水を加えることでその色の特別な秘密を発見し、すぐにオーレオリン・イエローに恋に落ちてしまいました。この色は、チューブから出てきたそのままの色(マストーン)は、ガサガサで冴えない色(少し日本のからし色にも似ている色)のように見えたのですが、水で薄めることで変化が現れます。これは、オーレオリンの珍しい特質で、水で薄めた薄塗りの時や、アンダートーンで顔料の美しさが明らかにされます。水彩画家たちはそのとても明るく鮮明なアンダートーンに興味を抱きましたが、アクリル絵の具画家たちは、アンダートーンと、マストーン(マストーンとは下の色が見えないように色を塗ることで、アンダートーンは薄く伸ばした時の色を表します)の美しい効果の違いを活用することができます。この色は、断定的に説明をするには少々難しい色です。なぜなら、この色は二つの色が一つになっていると言っても過言ではないからです。ただ、ここで概要だけは注記したいと思います。まず始めに、科学的にはコバルトの化合物で、これはコバルト・ブルーほどの耐光性があるわけではありませんが、アーティストが手に入れることのできる色の中では、耐光性は高くなります。次に、とても美しく、キレイで、透明度の高いアンダートーンを作れる無機物の色は、グレージング・テクニック(グラッシ)に最適です。残念なことにこの顔料はとても高価な顔料ですが、他には見られないこの顔料の特質は、本物を作る上では少しの投資だと思います。

下記の商品とサイズでご利用いただけます。

ストラクチャー •  75ml • 250ml • 500ml • 1リットル • 4リットル 
フロー • 75ml • 500ml • 1リットル • 4リットル

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