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アッシュ・ピンク

    • 化学物質の概要: 酸化チタンと焼成された天然酸化鉄の混合

    • 顔料番号: PW6 PBr7

    • 耐光性評価: ASTM I

    • 顔料の不透明度: 不透明

    • 絵の具の不透明度: 不透明

    • シリーズ2

    マティスのアッシュ・ピンクは、思いがけない使い道を持った、とても柔らかで控えめなアースカラーのピンクです。これは、チタン・ホワイトと特別に選ばれたレッド・オキサイドを混ぜて作られています。なぜなら、この色が適切なピンクを作るからです。そして、保存性にとても高く、安心して使える色です。アッシュ・ピンクは、伝統的な外壁や内壁用の塗装絵の具 、ピンク・プライマー(下塗り)に似た色です。その昔この色は鉛の入ったレッド(鉛丹)とホワイト(鉛白)を使って作られていました。ピンク・プライマーがよく使われた理由は、不透明性と中間のトーンであることでカバー力も高く、上に塗るあらゆる色の助けになったからです。アッシュ・ピンクは、絵画制作の中でも同じように使えます。失敗してしまった部分のカバーはもちろんですが、この多様な才能を持ったオフ・ホワイト・ピンクは、それだけには止まりません。 

    まず、アッシュ・ピンクは、マジェンタ・ライトが得意とするようにレッドやマジェンタ、バイオレットの色を明るくすることに長けていますが、マジェンタ・ライトに比べて、アースカラーのような素朴な色に仕上げます。そして、ベネチアン・レッドやレッド・オキサイド、パーマネント・マルーンと混ぜることでとてもきれいなピンクを作り出します。これらのピンクは、柔らかく薄暗い色味で、バラや、夕焼け空の雲などに見られます。ロー・シェンナと混ぜると、黄金またはサーモンのような色合いになり、ウルトラマリンと混ぜると、なんとも言えないブルーを作り出し、そしてコバルト・ティールと混ぜてブルー寄りの藤色を作り出します。そしてその中で、とても美しいグレーを発見する事が出来ます。これらの色は驚きの連続になることでしょう。 

    実践的に、唇の色を作るには、マーズ・バイロレットとアッシュ・ピンクを混ぜて、少しのベネチアン・レッドを人物によっては混ぜると良いでしょう。これによって、唇に見られるとてもユニークな色合いを作り出します。口紅の色によっても、マティス・ローズ・マッダーやその他の鮮明な色と混ぜたり、自然な唇の色には、柔らかで素朴なアースカラーを使ったりします。自然の中には、たくさんのアースカラーがあり、これらの色の変化を作れるアッシュ・ピンクはとても重要なパレットの色と言えます。このことを踏まえて、アースカラーを柔らかな印象にする場合には、アッシュ・ピンクを混ぜると良いでしょう。ミネラル・ブルーやベネチアン・レッドで作られた色に、アッシュ・ピンクを混ぜて明るく綺麗な藤色を作り出すこともできます。また反対に、クロミウム・グリーン・オキサイドにアッシュ・ピンクを混ぜて作られたグリーン系のグレーは、ユーカリの葉やオーストラリアのブッシュによく見られる色です。

      

    下記の商品とサイズでご利用いただけます。

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